中国人が日本でショッピング・・・データで見る「消費嗜好」=中国メディア

中国メディアの澎湃新聞は28日、日本でサクラが咲く春を迎え、中国人観光客に人気の観光シーズンを迎えたと伝える一方、「花見を除けば、中国人観光客にとっては買い物が訪日の大きな目的」と報じた。
記事は、高島屋の統計を引用し、2014年3月から15年1月の期間中に高島屋の各店の免税売上高を国・地域別で見た場合、中国人観光客による買い物の38%が高級ブランド品だったと紹介。
さらに、化粧品が13%、時計が12%になったと伝え、春節期間中は多くの中国人観光客が洗浄便座を買い求めたとして話題になったとしつつも、「中国人の消費にとって、今なお高級ブランド品が中心であることが分かる」と報じた。
続けて、中国人観光客の消費において、金額ベースでは高級ブランド品が多くを占めるとしつつも、中国人の日本での消費が多様化していることを指摘し、日本のデータ分析などを行っているホットリンクコンサルティング社がこのほど新浪微博(ウェイボー)や騰訊微博、微信(Wechat)上の書き込みから分析したデータとして、「春節期間中に訪日した中国人が購入したモノのうち、もっとも多く挙げられたのは医薬品だった」と報じた。
さらに記事は、同分析調査の結果、購入したものランキングで洗浄便座は医薬品、化粧品に次ぐ3位になったと紹介し、さらに電気炊飯器や食品、紙おむつ、魔法瓶、デジタル製品、粉ミルクなどもランキングに登場したと報じた。
続けて、日本では春節期間中における中国人観光客の消費がテレビなどでも大きく取り上げられたことから、「春節を買い物をするための祝祭日だと勘違いする日本人もいた」などと報じた。(編集担当:村山健二)(写真は澎湃新聞の28日付報道の画面キャプチャ)
中国メディアの澎湃新聞は28日、日本でサクラが咲く春を迎え、中国人観光客に人気の観光シーズンを迎えたと伝える一方、「花見を除けば、中国人観光客にとっては買い物が訪日の大きな目的」と報じた。(写真は澎湃新聞の28日付報道の画面キャプチャ)
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2015-03-28 16:45