【今日のドル円】ドル先高感が揺らぎ上値が重い、ポジション調整も

 27日のドル/円は、NY市場序盤に一時119円を割り込むなどドルの上値が重かった。四半期末に向けたポジション調整が主体ではあろうが、米国の早期利上げ期待が後退する中で、ドル先高感が揺らぎ始めている事も否定できない。  とはいえ、ドル/円の値動きは徐々に細り始めており「陰の極」が近いようにも思える。今週後半に米3月雇用統計の発表を控えているとあって、ここからドル売りが嵩む事は考えにくい。  米2月PCEデフレーター(21:30)のコア指数が大きく予想を下回るなどのネガティブサプライズがなければ、日足一目均衡表の雲上限(執筆時点:119.013円)とボリンジャーバンド-2シグマ(20MA、同:118.652円)がサポートになるだろう。一方、上値は日足一目均衡表の転換線(同:119.861円)や節目の120.00円が抵抗になりそうだ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
27日のドル/円は、NY市場序盤に一時119円を割り込むなどドルの上値が重かった。四半期末に向けたポジション調整が主体ではあろうが、米国の早期利上げ期待が後退する中で、ドル先高感が揺らぎ始めている事も否定できない。
economic,gaitamedotcom,gaitame_todaydollars,fxExchange
2015-03-30 09:30