日中関係は「良好であるべき」が民意!?・・・中国留学の日本人が増えている=中国メディア

 中国メディアの新華社は3月26日、文部科学省の発表を引用し、2012年に海外に留学した日本人は前年比2637人増の6万138人に達したとし、うち中国への留学者数は約17.6%増の2万1126人になったと伝え、「中国に留学する日本人が増えている理由」について考察する記事を掲載した。  記事は、日本人の海外留学先として米国を超えて中国が最多になったことを伝え、「内閣府の調査では、中国に親しみを感じていない日本人が増えているにもかかわらず、中国で学ぶ日本人も増えていることが分かる」と伝えた。  続けて、経済のグローバル化を背景に、日本人の留学に対する関心も高まっているとし、日本政府が2020年までに海外留学者数を12万人まで増やす計画であると紹介。さらに、日本人の中国への留学が増えている背景について、文科省側が「経済成長を背景に、中国の大学と協力関係を構築する日本の大学や研究機関が増えているため」と分析していると紹介した。  続けて記事は、日本人が中国に留学する最大の目的は「経済」にあると指摘し、日本にとって中国が最大の貿易パートナーであると指摘。日中関係が政治的に悪化したとしても、日本の商業界は中国を重視せざるを得ない状況にあるとし、「日本人にとって中国語を学ぶ重要性も同様に高い」と論じた。  さらに、日本人の留学先で中国が最多になったことは、日本人にとって中国が「好き嫌いなど関係のない相手」であり、日本人学生が「自らの将来のために」中国を選んでいることを示すと指摘。さらに、中国側も若い日本の世代に中国を知ってもらう良い機会と捉えるべきとし、日本人留学生を広い心で受け入れるべきだと論じた。(編集担当:村山健二)(写真は新華社の3月26日付報道の画面キャプチャ)
中国メディアの新華社は3月26日、文部科学省の発表を引用し、2012年に海外に留学した日本人は前年比2637人増の6万138人に達したとし、うち中国への留学者数は約17.6%増の2万1126人になったと伝え、「中国に留学する日本人が増えている理由」について考察する記事を掲載した。(写真は新華社の3月26日付報道の画面キャプチャ)
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2015-03-30 09:30