［ベトナム株］三谷産業、ドンナイ省の車載用樹脂成形品工場竣工

　　情報システムや化学品事業を手掛ける三谷産業株式会社（石川県金沢市）は、同社のベトナム子会社の１社Ａｕｒｅｏｌｅ　ｕｎｉｔ－Ｄｅｖｉｃｅｓ　Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ　Ｓｅｒｖｉｃｅ　Ｉｎｃ．（ＡＤＭＳ）の東南部ドンナイ省ビエンホア工業団地における新工場が竣工し、車載用樹脂成形品の製造を開始したと発表した。 　　ＡＤＭＳ社は、三谷産業と大手電機メーカーの富士通株式会社（東京都港区）の子会社Ｆｕｊｉｔｓｕ　Ｃｏｍｐｕｔｅｒ　Ｐｒｏｄｕｃｔｓ　ｏｆ　Ｖｉｅｔｎａｍ，Ｉｎｃ．（ＦＣＶ）との共同出資により２０１４年８月に設立された、車載用樹脂成形品・複合ユニット製品（電子部品・樹脂成形品）製造会社。 　　２０１４年１０月に着工した同工場は、敷地面積８９７１ｍ２、延べ床面積４１５３ｍ２。従業員数は７月の本稼動時で３１０人の予定となっている。 　　三谷産業は今後、新工場の本稼動に向けて、車載用樹脂成形品及び金型を製造する同社ベトナム子会社Ａｕｒｅｏｌｅ　Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｃｏｍｐｏｎｅｎｔｓ　＆　Ｄｅｖｉｃｅｓ　Ｉｎｃ．（ＡＢＣＤ）のドンナイ工場から、金型と成形機の移管を進めていく。 　　なお、２０１８年３月期には、樹脂・エレクトロニクス関連事業の売上高を２０１４年３月期の約２倍に引き上げることを目指す計画だ。（情報提供：ＶＥＲＡＣ）