日経平均は181円高スタート、欧米株高に円安が支援
31日の日経平均株価は前日比181円03銭高の1万9592円43銭で寄り付いた。前日の欧米株高を好感した買いが先行した。ドル・円が1ドル=120円前後と円安が進んだことも支援材料になっている。
個別では、iPS細胞開発・製造の米セルラー・ダイナミクスを買収する富士フイルムホールディングス <4901> が買われ、富士フイルム子会社のジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J・TEC) <7774> も上昇した。筆頭株主によるTOBや15年3月期純利益予想の上方修正を発表した日特建設 <1929> も高い。「パックマン」などのゲームキャラクターを他社に開放と報じられたバンダイナムコホールディングス <7832> も物色されている。
半面、15年3月期業績予想を下方修正した船井電機 <6839> も下落している。業績予想を下方修正したエスイー <3423> も安い。前日急伸したサクサホールディングス <6675> もさえない。(編集担当:宮川子平)
31日の日経平均株価は前日比181円03銭高の1万9592円43銭で寄り付いた。
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2015-03-31 09:00