スポット金、2取引日続落
3月30日のスポット金は2取引日続落、12.89ドル安(-1.0%)の1185.57ドルで引けた。投資家の需要が減少が背景となった。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は先週末の講演で、利上げに慎重な姿勢を強調したが、市場では年内の利上げ開始の見方が根強い。外為市場ではドルが買われて、ドル建てで取引される金相場の割高感が浮上した。
一方、今週末(4月3日)米3月雇用統計の発表に控え警戒ムードが強かった。その他、中東情勢の緊迫化及びギリシャの改革案をめぐり交渉が難航するとの懸念が残っている。
30日のWTI原油はほぼ横ばい、イラン核交渉大詰め迎え供給超過悪化を警戒している。核問題をめぐるイランと6カ国の協議は31日の期限を前に大詰めを迎えている。合意が成立すればイランからの原油輸出が拡大し、世界的な供給超過がさらに悪化する可能性がある。
関係筋は、スイスのローザンヌで行われている協議に進展が見られたと述べた。投資家の多くは、少なくともイランの石油輸出を制限している米国主導の制裁措置について、何らかの合意があるとみている。米国務省のハーフ報道官代行は、イランに関する枠組み合意の可能性は五分五分との見解を示した。この発言が支援材料となった。(情報提供:東岳証券株式会社)
3月30日のスポット金は2取引日続落、12.89ドル安(-1.0%)の1185.57ドルで引けた。投資家の需要が減少が背景となった。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は先週末の講演で、利上げに慎重な姿勢を強調したが、市場では年内の利上げ開始の見方が根強い。外為市場ではドルが買われて、ドル建てで取引される金相場の割高感が浮上した。
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2015-03-31 11:00