MOJAX、オークション代行サービスQuickDoで「ヤフオク全自動出品サービス」開始

MOJAX(モジャックス、本社:大阪市浪速区、代表取締役:山敷雅之)は2015年4月1日から、同社運営のオークション代行Webサービス「QuickDo(クイック ドゥ)」において、法人向けに在庫品をまとめて出品できるオークション代行サービス「ヤフオク全自動出品サービス」を提供開始する。最大10万点以上の大量出品にも対応可能で、近年拡大しているノンブランド品や雑貨類、型落ち品などの低価格帯のリユースニーズに対応する。画像はMOJAXより。
近年、リユース市場が1兆円規模に拡大し、気軽にさまざまなものが売り買いできるようになるとともに、従来はブランド品が中心に売り買いされる市場から、ノンブランド品や雑貨など低価格商品の買取り件数がオークション市場などで増加している。利用者にとっては便利になってきているが、ショップ側にとっては、「(低価格帯の商品は)再販がしにくい」、「在庫リスクを抱えてしまう」など新たな課題を生んでいる。
このような中で、「ヤフオク!」は、低価格帯の商品も販売しやすく、かつ、通常の販売よりも高値が付きやすい傾向にあるなど、ショップ側にとって好都合のツールになっている。しかし、オークションに出品するためには、「商品撮影」や「コメント作成」、「入札者とのやり取り」など、さまざまな手続きが必要。さらに、出品件数が増えるに従って「在庫管理」や「顧客管理」、「商品の仕分け」などという業務も必要になってくる。このため、低価格帯の商品にとって「ヤフオク!」は魅力的な販路ではあるものの、出品に係る業務の多さから二の足を踏むショップも少なくなかった。
今回、MOJAXが開始する「ヤフオク全自動出品サービス」は、「ヤフオク!」への出品に係るショップの負担を大幅に軽減できるサービス。利用方法は、MOJAXが提供する宅配キットに商品を詰めて送るだけ。面倒な出品作業は、全てMOJAXが代行する。在庫品をそのまま送るだけで、商品の仕分けも不要で、手間も人件費もかからない。
出品点数は1点から。、最大10万点以上の大量出品にも対応。スタッフが常時80名体制で、出品から落札後の商品発送まで約10工程以上におよぶ出品作業を一斉に実施する。MOJAXは、これまでに「ヤフオク!」総出品点数で20万件の実績があり、あらゆるノウハウを生かして収益の向上に貢献するという。
なお、利用手数料は落札額の8%~(落札額によって変動)。手数料には「ヤフオク!」のシステム使用料5.4%を含むため、実質的に2.6%~の手数料になる。また、手数料は実際に商品が落札された時のみに発生するので、代行を依頼した側にリスクは一切ない。さらに、商品が落札されるまで、何度でも無料で再出品手続きを実施する。商品が落札されずに返送を希望する場合にも、返送料はMOJAXが負担する。
「ヤフオク全自動出品サービス」は、法人に限らず、個人事業主を含む個人の利用も可能。たとえば、副業(転売など)で、仕入れた商品は全てMOJAXの倉庫で保管できるため、自宅に在庫を抱える心配がなくなる。「任せることで作業負担がなく、低リスクで開始できる副業のパートナーとして当社サービスを活用される方も多くいらっしゃいます」と、個人での利用にも積極的に対応する。
また、リユース市場が1兆円を超えて成長を続けていることについて、「当社もその一翼を担う企業として『ヤフオク全自動出品サービス』の拡充はもちろん、ますます世の中のニーズを満たすサービスをご提供し続けてまいります」と、さらなるサービス開発に取り組むとしている。(編集担当:風間浩)
MOJAXは2015年4月1日から、同社運営のオークション代行Webサービス「QuickDo(クイック ドゥ)」において、法人向けに在庫品をまとめて出品できるオークション代行サービス「ヤフオク全自動出品サービス」を提供開始する。
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2015-03-31 11:00