象印はストップ高買い気配、15年11月期業績予想の上方修正が刺激材料に

 象印マホービン <7965> は300円ストップ高の1419円買い気配。30日引け後に発表した15年11月期の5月中間期および通期業績予想の上方修正が刺激材料になった。  中間期の売上高を430億円から480億円(前期比10.9%増)、営業利益を23億円から54億円(同27.5%増)に引き上げ、通期では売上高を780億円から845億円(前期比10.0%増)、営業利益を39億円から71億円(同20.8%増)に増額した。  国内は消費税増税の影響を懸念していたが、インバウンド消費が下支し、海外では中国・台湾市場での販売が予想以上に伸長。円安で海外生産品の原価が上昇したものの、海外売上高比率の上昇や炊飯ジャー全体の採算改善で売上総利益率が向上した。(編集担当:宮川子平)
象印マホービンは300円ストップ高の1419円買い気配。
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2015-03-31 13:15