電化は年初来高値、約15分でエボラウイルス感染の有無を判定できる診断キット開発
電気化学工業 <4061> は3日続伸し、3月25日の年初来高値を上回った。寄り付き直後に43円高(9.07%高)の517円を付けている。500円台回復は07年12月以来。3月31日、北海道大学の人獣共通感染症リサーチセンターの高田礼人教授と共同で、エボラウイルス迅速診断薬の試作品開発に成功したと発表した。
エボラウイルス感染の判定には特別な装置と長い測定時間を必要とするが、電化は米国のBSL4施設においてエボラウイルスに感染したサルの血清を用いた試験をおこない、約15分でエボラウイルス感染の有無を判定できることが確認できた。特別な器具や装置を必要としないため、電源などが十分でない地域でも活用が期待される。今後は実用化に向けた開発を進めていく。(編集担当:宮川子平)
電気化学工業は3日続伸し、3月25日の年初来高値を上回った。
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2015-04-01 09:15