日経平均は172円安で取引終了、一時1万9000円割れ、売り一巡後も戻り限定的
1日の日経平均株価は前日比172円15銭安の1万9034円84銭と大幅続落して取引を終えた。
欧米株安や予想を下回った日銀短観が嫌気されて売りが先行。日経平均は先物主導で下げ幅を280円近くまで拡大し、午前10時ごろには1万9000円を割り込んだ。その後は買い戻しされて下げ渋り、午後2時30分ごろには小幅安の水準まで値を戻す場面もあったが、引けにかけて押し戻された。
個別では、パイプドビッツ <3831> が15年2月期の決算発表をきっかけに利益確定売りに押された。15年5月期第3四半期で大幅減益だった宝印刷 <7921> も安い。第3四半期で営業益74%減のハニーズ <2792> もさえない。A1 INVESTMENTS & RESOURCESとの契約解除を発表したSOL Holdings <6636> も軟調展開となった。
半面、第1四半期(14年12月-15年2月)で営業益52%増のユニオンツール <6278> は高い。15年8月期業績予想を上方修正した千代田インテグレ <6915> も買いが先行した。16年3月期で増収増益を見込んだあみやき亭 <2753> も堅調。デンソーとの直接取引移行を発表した大泉製作所 <6618> はストップ高を演じた。(編集担当:宮川子平)
1日の日経平均株価は前日比172円15銭安の1万9034円84銭と大幅続落して取引を終えた。
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2015-04-01 15:00