韓国の「百貨店業界」に衝撃!・・・中国人旅行客の「消費額」減少=韓国華字メディア

韓国メディアの亜洲経済の中国語版は3月31日、韓国を訪れる中国人観光客数が増加傾向にあると伝える一方、中国人観光客の1人あたりの消費額は減少傾向にあると懸念を示す記事を掲載した。
記事は、ロッテ百貨店が3月31日に発表したデータとして、2015年の2月18日から22日にかけての春節(旧正月)期間中におけるロッテ百貨店での中国人観光客1人あたりの消費金額は56万ウォン(約6万円)にとどまり、14年に比べて14%減、13年に比べて38%減になったと紹介した。
続けて、中国人観光客の1人あたり消費金額が減少した主な理由として「汚職取り締まりの強化によって奢侈品の消費が減少した」との分析があることを紹介した。
さらに、円安やユーロ安を背景に、韓国で海外製の奢侈品を購入することの割安感が減少していることを挙げたほか、韓国を訪れる中国人観光客の主流が奢侈品を好む40-59歳の年齢層から1980年代以降に生まれた比較的若い世代に移行していることを指摘した。
また記事は、中国人観光客の1人あたり消費額の減少は百貨店業界に大きな衝撃をもって受け止められたことを紹介し、韓国を訪れる中国人観光客を増やすためにロッテ百貨店が中国国内の企業と連携してさまざまな取り組みを行う計画であることを紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)SUNG KUK KIM/123RF.COM)
韓国メディアの亜洲経済の中国語版は3月31日、韓国を訪れる中国人観光客数が増加傾向にあると伝える一方、中国人観光客の1人あたりの消費額は減少傾向にあると懸念を示す記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)SUNG KUK KIM/123RF.COM)
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2015-04-01 16:30