ソニーはオリンパス株をＪＰモルガンに売却、譲渡益４６８億円を計上

　ソニー <6758> は１日引け後、保有するオリンパス <7733> 株式１７２４万３９５０株をＪＰモルガン証券に売却すると発表した。 　譲渡完了は４月６日の予定で、これに伴いソニーは１６年３月期第１四半期に譲渡益約４６８億円を「その他の収益」として計上。ソニーのオリンパスに対する所有割合は１０．０６％から５．０３％に低下する。譲渡価額についてはあす２日に公表するとした。 　財務基盤の強化と成長に向けた投資資金確保が目的。株式を譲渡した後も、オリンパスとの業務提携と両社の医療事業合弁会社であるソニー・オリンパスメディカルソリューションズを通じた協力関係は継続される。 　１日終値はソニーが４５円高（１．４１％高）の３２３５円、オリンパスは４５円安（１．０１％安）の４４２０円。（編集担当：松浦直角）