【本日注目の通貨ペア】ユーロ/米ドル:20日移動平均線の重さを払拭できるか
ユーロ/ドルは3月26日の1.10522ドルをピークに下値を切り下げる展開となっており、昨日には20日移動平均線を割り込んで引けた事で、テクニカル面の弱さが顕著になってきている。
本日、アジア市場と同様に欧米市場でも20日線前後の頭の重さを払拭できなければ、ボリンジャーバンド(MA=20日)-1シグマのある1.0600ドルまでの下げも見えてくる。当面、ユーロ安・ドル高要因となり得る材料には特に注意すべきだろう。
本日は米3月雇用統計の前哨戦と言える米3月ADP全国雇用者数(21時15分発表、市場予想:22.5万人増)および米3月ISM製造業景況指数(23時発表、市場予想:52.5)が発表される。
これらの指標結果が市場予想よりも良好ならば、ユーロ/ドルの下げに拍車がかかる可能性がある。また、ISMに関しては、構成要素の1つである雇用指数も確認したい。2013年6月以来の低水準となった前回(51.4)から改善が見られるかどうかが焦点だ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ユーロ/ドルは3月26日の1.10522ドルをピークに下値を切り下げる展開となっており、昨日には20日移動平均線を割り込んで引けた事で、テクニカル面の弱さが顕著になってきている。
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2015-04-01 18:15