任天堂は朝高後に軟化、自社株買いは「評価しにくい」と米系証券
任天堂 <7974> は朝方に970円高の1万3850円を付けたが、次第に上げ幅を縮小。午前10時30分ごろにはマイナス圏へ沈んだ。29日引け後に発表した自己株式の取得が好感されたものの、買いは続かなかった。
14年3月期第3四半期の決算も発表したが、ゴールドマン・サックス証券は30日付リポートで、利益は想定以下にとどまったとし、「復活への道筋なくして、自社株買いは評価しにくい」との見方を示している。
また、1月30日の経営方針説明会で、ハードとソフト一体のビジネスモデルを継続し、スマートフォンなどを含め、他のプラットフォームに軸足を移すことは考えていないとしたことも売りを強める一因になったとの見方もある。(編集担当:宮川子平)
任天堂は朝方に970円高の1万3850円を付けたが、次第に上げ幅を縮小。午前10時30分ごろにはマイナス圏へ沈んだ。
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2014-01-30 14:00