エンプラスはプラス転換、第3四半期は営業益3.0倍

 エンプラス <6961> は30日午後2時に発表した14年3月期第3四半期の決算を好感した買いを支えにプラス圏へ浮上。一時160円高(2.25%高)の7270円を付けた。第3四半期の売上高は前年同期比57.5%増の294億1100万円、営業利益は同3.0倍の92億3100万円、純利益は同2.0倍の70億200万円だった。  エンプラ事業では、自動車用部品が米国や中国での自動車販売増加の影響もあって好調に推移。受注増加で操業度も向上した。半導体機器事業では、海外調達の拡大や円安効果による原価低減が寄与。オプト事業では、光通信関連のレンズが新興国を中心にスマートフォン需要拡大でサーバー市況が好調に推移したため、受注が増加した。  通期業績予想は、売上高400億円(前期比52.4%増)、営業利益130億円(同2.9倍)、純利益95億円(同68.6%増)と従来計画を据え置いた。(編集担当:宮川子平)
エンプラスは30日午後2時に発表した14年3月期第3四半期の決算を好感した買いを支えにプラス圏へ浮上。
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2014-01-30 14:30