【今日のドル円】米雇用統計は期待よりも不安、上値は重いか
昨日のドル/円は、東京市場で円売りが強まり、欧州市場序盤に120.30円台まで上昇したが、NY市場に入ると冴えない米経済指標を受けてドル売りが優勢となったため119円台に押し戻され、一時119.40円付近まで値を下げる場面もあった。
米雇用統計の先行指標であるADP全国雇用者数が昨年1月以来の低い増加幅に留まった事から、市場は明日の米3月雇用統計に対して期待よりも不安の方が大きい状態だろう。このため、本日もドル/円の上値は重いと見られ、日足一目均衡表の基準線や20日移動平均線が位置する120.10-30円台は抵抗となりそうだ。
一方で、本邦機関投資家による期初の買い観測などから119円台前半の下値は堅そうに見える。したがって、下値を切り下げる展開も想定しづらく、足元の取引レンジを大きく逸れる事はないだろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、東京市場で円売りが強まり、欧州市場序盤に120.30円台まで上昇したが、NY市場に入ると冴えない米経済指標を受けてドル売りが優勢となったため119円台に押し戻され、一時119.40円付近まで値を下げる場面もあった。
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2015-04-02 09:15