【今日のドル円】米雇用統計は短期決戦に、荒れ模様の相場展開

 本日、市場が最も関心を寄せるのは米3月雇用統計(21:30)だろう。先行指標に弱めの結果が目立った事から悪化懸念がくすぶっており、少なくとも発表までの間はドルの上値が重そうだ。実際に雇用統計の結果が弱ければ、利上げ先送り観測を絡めてドル売りが強まる可能性が高い。  一方で、予想外の強い雇用統計となればサプライズ感が大きく、その場合のドル買いには相当な勢いがありそうだ。米3月雇用統計では、失業率と非農業部門雇用者数の他、「雇用の質」をみる上で平均時給の結果も重要だろう。  また本日は、イースター前の聖金曜日(グッドフライデー)につき欧州市場は多くが休場であり、米国でも株式市場が休場、債券市場は短縮取引となる。結果的に多くの投資家が短期勝負で雇用統計に臨むと見られる事から、強弱いずれの結果になっても荒れ模様の相場展開になりやすいだろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
本日、市場が最も関心を寄せるのは米3月雇用統計(21:30)だろう。先行指標に弱めの結果が目立った事から悪化懸念がくすぶっており、少なくとも発表までの間はドルの上値が重そうだ。実際に雇用統計の結果が弱ければ、利上げ先送り観測を絡めてドル売りが強まる可能性が高い。
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2015-04-03 09:15