日野自、第3四半期は営業益2.1倍、通期利益予想を上方修正

 日野自動車 <7205> は30日引け後、14年3月期第3四半期の決算を発表。同時に通期の利益予想を上方修正した。  第3四半期の売上高は前年同期比13.4%増の1兆2521億8200万円、営業利益は同2.1倍の910億4300万円、純利益は同97.8%増の593億3000万円だった。国内では積極的な販売活動に取り組み、新興国での販売も好調に推移。売上台数の増加と採算改善・原価低減活動の効果に加え、円安も追い風になり、第3四半期累計としては売上高およびすべての利益段階で過去最高になった。  通期の売上高は従来予想の1兆6800億円(前期比9.0%増)を据え置いたが、営業利益を1000億円から1100億円(同68.9%増)、純利益を720億円から775億円(同62.5%増)に引き上げた。国内におけるトラック・バスの販売台数や、トヨタ自動車 <7203> 向け車両台数を上方修正している。  30日終値は23円安の1508円。(編集担当:宮川子平)
日野自動車は30日引け後、14年3月期第3四半期の決算を発表。同時に通期の利益予想を上方修正した。
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2014-01-30 17:15