韓国の「造船業」が首位に! 「国別新規船舶受注量」2015年第1四半期で=韓国華字メディア

韓国メディアの東亜日報の中国語版は6日、韓国の造船業が2015年第1四半期の国別新規船舶受注量において3年ぶりに1位に“返り咲いた”と伝えた。
記事は、海運調査機関のクラークソンリサーチによる統計を引用し、15年第1四半期における世界の新規船舶受注量は計211隻、562万標準貨物船換算トン数(CGT)だったとし、うち韓国が受注したのは全体の41%にあたる60隻、231万CGTだったと伝えた。
続けて、日本は34隻、162万CGTで全体の28.9%を占めたと紹介。韓国の造船業が第1四半期に新規船舶受注量で世界トップになったのは2012年以来だと伝えた。
一方で記事は、韓国が新規船舶受注量でトップを奪い返したところで楽観視はできないとし、その理由として第1四半期の新規船舶受注量は前年同期の3分の1の水準にとどまっているためと指摘。韓国も世界トップとは言え、前年同期の受注量は455万CGTだったため、約半分の水準にまで落ち込んでいる。
続けて、韓国が第1四半期に新規船舶受注量でトップとなれたのは「間違いなく中国造船業界の低迷が理由」とし、日本や韓国は大型かつ高性能船舶における技術は中国を上回っているため、造船業界が不景気であってもそれなりに受注できたと指摘。韓国は1月の受注量は日本を下回ったとする一方、2月、3月はいずれも日本を上回る受注を獲得し、第1四半期の受注量でトップになったと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
韓国メディアの東亜日報の中国語版は6日、韓国の造船業が2015年第1四半期の国別新規船舶受注量において3年ぶりに1位に“返り咲いた”と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-04-06 14:30