技研製、中間期は営業益4割増で着地、通期見通しを小幅に上方修正

 技研製作所 <6289> は6日引け後、15年2月中間期の決算を発表した。売上高は前年同期比22.8%増の89億8800万円、営業利益は同40.0%増の16億3700万円だった。  京都駅南口駅前広場に耐震地下駐輪場「エコサイクル」3基を納入。京都市では市庁舎前にも2基を納入することが決まり、すでに着工した。「インプラント工法」の耐津波性能を科学的に検証するため津波シミュレータを開発しており、実験装置の拡充や外部への開放で多様な目で科学に裏付けられた技術として、さらなる普及拡大を目指す。  通期業績予想については、売上高を178億円から186億円(前期比25.0%増)、営業利益を31億5000万円から31億6000万円(同46.3%増)と小幅ながら上方修正している。海岸や河川堤防などの社会インフラの事前防災や長寿命化対策などの公共事業の進展を見込んだ。  6日終値は67円高の2345円。(編集担当:宮川子平)
技研製作所(6289)は6日引け後、15年2月中間期の決算を発表した。
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2015-04-06 21:30