日経平均は141円高スタート、米株高や円高一服で買い先行
7日の日経平均株価は前日比141円05銭高の1万9539円03銭で寄り付いた。米国株高や円高一服を背景に買い戻しが優勢となった。米3月雇用統計が予想を下回ったものの連休明けの米国株式市場ではNYダウなど主要指数が上昇。一方、ドル売りも一巡感を強めている。
個別では、15年3月期業績予想を上方修正したローム <6963> や駒井ハルテック <5915> 、利益見通しを引き上げたコーエーテクモホールディングス <3635> が買われた。15年5月期第3四半期で営業益32.1%増のジェイコムホールディングス <2462> も堅調。超高精細蒸着マスクを開発したと発表したブイ・テクノロジー <7717> も高い。
半面、16年3月期で純利益24.3%減を見込んだアドヴァン <7463> は軟調。株式売出しを発表したアールテック・ウエノ <4573> も売りが先行した。16年2月期で2ケタ営業増益を見込んだアダストリアホールディングス <2685> が利益確定売りに押され、前日急伸したあみやき亭 <2753> などもさえない。(編集担当:宮川子平)
7日の日経平均株価は前日比141円05銭高の1万9539円03銭で寄り付いた。
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2015-04-07 09:00