【今日のドル円】雇用統計ショックは一巡、目先のドルは底堅く推移

 昨日のドル/円は、休み明けのNY市場で株価と長期金利が上昇する中、一時119.60円台まで反発するなど米3月雇用統計発表前の水準をほぼ回復した。  米3月ISM非製造業景況指数は予想通りの結果であったが、内訳の雇用指数が56.6と前月から上昇した事で、米雇用情勢への懸念が和らいだ事も大きかった。いずれにしても、雇用統計ショックは一巡したと見て良さそうで、目先のドルは底堅く推移しそうだ。  テクニカル面でも、日足一目均衡表の転換線(執筆時点:119.340円)を明確に上回った事で上値余地が広がっている。本日のところは手掛かり材料に不足感が否めないが、主要国の株価が堅調なら120円台の回復を窺う展開もあり得るだろう。連休明けとなる欧州勢の出方にも注目しておきたい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、休み明けのNY市場で株価と長期金利が上昇する中、一時119.60円台まで反発するなど米3月雇用統計発表前の水準をほぼ回復した。
economic,gaitamedotcom,gaitame_todaydollars,fxExchange
2015-04-07 09:15