瑞光が安値更新、計画遅延や原価上昇で前期は年間25円の減配に
瑞光 <6279> が3営業日続落。寄り付き直後に260円安(5.70%安)の4305円まで売られ、3月27日の年初来安値を更新している。
6日引け後の決算発表などが要因。15年2月期の期末配当は、従来予想では40円としていたものの、足元の生産計画遅延や円安による原価上昇をふまえて20円に決定。年間では60円(前期実績85円)で25円の減配となった。今後も厳しい経済環境が続くと予想されるなか、16年2月期の計画については、中間・期末各35円の年間70円としている。
15年2月期の業績は、売上高276億5800万円(前期比3.9%減)、純利益18億1800万円(同33.5%減)で着地。16年2月期の業績見通しは、売上高320億円(前期比15.7%増)、純利益21億2500万円(同16.9%増)とした。
なお、一部メディアは7日、瑞光がパナソニック <6752> との旧プラズマ・ディスプレー・パネル工場取得交渉を継続する意向だと報じている。(編集担当:松浦直角)
瑞光が3営業日続落。
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2015-04-07 10:45