日経平均は242円高と反発、日銀金融政策決定会合を控えて様子見も
7日の日経平均株価は前日比242円56銭高の1万9640円54銭と反発して取引を終えた。
米3月雇用統計が市場予想を下回ったものの連休明けの米国株が上昇したため、買い安心感が広がった。アジア株も堅調スタートとなり、先物へのまとまった買いを支えに上げ幅を拡大。あすの日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて思惑が入ったとの見方もあった一方で様子見ムードも強まり、後場は高値圏でもみ合った。
個別では、NY原油先物の上昇を背景に国際石油開発帝石 <1605> などが上昇。ドロップボックスとの協業を発表したサイボウズ <4776> はストップ高を演じた。15年3月期業績予想を上方修正した駒井ハルテック <5915> も急伸。15年11月期第1四半期で営業益32%増の北興化学工業 <4992> も物色された。
半面、アダストリアホールディングス <2685> が東証1部で値下がり率トップ。16年2月期で営業益2ケタ増を見込んだが、利益確定売りが先行した。16年3月期で最終減益を見込んだアドヴァン <7463> も軟調。15年2月期業績の計画下ブレが嫌気された瑞光 <6279> も安い。(編集担当:宮川子平)
7日の日経平均株価は前日比242円56銭高の1万9640円54銭と反発して取引を終えた。
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2015-04-07 15:00