エヌピーシー、中間期で計画上ブレ、15年8月期利益予想を上方修正
エヌ・ピー・シー <6255> は7日引け後、中間期の決算を発表し、同時に通期利益予想を上方修正した。
15年2月中間期の売上高は前年同期比13.2%減の63億200万円、営業利益は同3.3倍の4億5100万円で着地し、営業利益は従来計画を4割ほど上回った。生産部門の最適な配置転換や工場稼働率の向上に加え、受託加工事業におけるロス率の大幅な低減などで原価および費用の削減が進み、部品の販売も増加した。
15年8月期(通期)は売上高を96億9500万円から95億5000万円(前期比39.2%減)に引き下げたが、営業利益を4億3100万円から5億7700万円(同23.4%増)に上積みした。太陽光発電システムの検査機器などの販促活動を強化するため販売管理費などが膨らむ見込みだが、上期で計画以上の利益を獲得できたことで通期でも予想を上回る。
7日終値は7円高の259円。(編集担当:宮川子平)
エヌ・ピー・シー(6255)は7日引け後、中間期の決算を発表し、同時に通期利益予想を上方修正した。
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2015-04-07 21:00