第一興商は高値更新が目前、新指数関連
第一興商 <7458> (JQS)は、1月30日(木)4営業日続伸、45円高の3130円と買われ11月25日につけた昨年来の高値に顔合わせし堅調。新株価指数「JPX日経インデックス400」構成銘柄で、連続増配が観測されているうえ、株主優待付きで配当利回り妙味もソコソコあり、100株から購入できるNISA関連として大きく見直されている。外部環境の影響を受けにくい、内需関連として騰勢を強める可能性があり、短期的に注目したい。
業務用カラオケ事業では、各市場のニーズにきめ細かく対応する商品ラインアップを整え、全市場に向けたDAM拡販に注力。カラオケ・飲食店舗事業では、既存店舗の集客や顧客満足度向上に取り組むとともに、幅広い顧客層に対応するべく収益基盤の多様化と拡大に注力。音楽ソフト事業では、話題の映画作品のサウンドトラックなどを発売し、2014年3月期業績予想は、売上高1300億円(前年同期比0.9%増)、営業利益190億円(同3.3%増)、経常利益204億円(同8.4%減)、純利益120億円(同6.4%減)を見込んでいる。年間配当は65円(同5円増)と連続増配を予定している。
株主優待は、「ビッグエコー」店舗、「ウメ子の家」・「びすとろ家」・「東風家」等飲食店で使える「優待チケット(1枚500円相当)」を発行。100株以上1,000株未満は10枚。1,000株以上は25枚。近くに店舗がない場合、優待チケット全額との引き換えを条件に、CDチョイス(音楽ソフト子会社レーベル限定/カタログ形式)が、100株以上1,000株未満にアルバム1枚。1,000株以上にアルバム2枚の代替があり、幅広く投資家を集める要素がある。
株価は、週足では13週移動平均線、月足では9カ月移動平均線をサポートラインにモミ合い上放れ方向となっている。今期予想PER15倍台と割高感はなく、配当利回り2%と利回り妙味がソコソコあるうえ、配当性向30%メドで、15年3月期増配が観測されており、一段高へ進む公算大。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
第一興商<7458>(JQS)は、1月30日(木)4営業日続伸、45円高の3130円と買われ11月25日につけた昨年来の高値に顔合わせし堅調。
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2014-01-31 09:00