会社予想は減益ながら増益が期待されている銘柄は=金山敏之 

 電子部品大手のローム <6963> は昨日、今期の業績予想を上方修正しました。日本経済新聞によると、世界的に自動車生産が拡大しているうえ、車に様々な電子部品を搭載する電装化の進展が追い風となって、電源に使う大規模集積回路(LSI)やヘッドライト用の発光ダイオード(LED)ドライバーなどが好調だったほか、産業機器分野ではファクトリーオートメーション(FA)用の計測機器やエネルギー管理システム向けのLSIやダイオードが伸びたとのことです。  このためロームの今期の当期利益は従来予想の前期比7%減の300億円から25%増の400億円と一転して増益となる見通しです。そこで今回は、3月期決算銘柄のなかから当期利益の会社予想は減益見込みながら、マーケットでは増益が期待されている銘柄をピックアップしてみました。そのなかには三越伊勢丹ホールディングス <3099> やテルモ <4543> のようにコンセンサス予想が二桁の増益予想となっているような銘柄もみられます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は、3月期決算銘柄のなかから当期利益の会社予想は減益見込みながら、マーケットでは増益が期待されている銘柄をピックアップしてみました。
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2015-04-07 17:45