日本の「観光経済」・・・大黒柱は「中国人」=中国メディア

 中国メディアの央広網は6日、春を迎えた日本では桜が見ごろになっていると伝え、多くの中国人観光客が花見のために日本を訪れ、「花見経済」を生み出したと論じた。  記事は、春節(旧正月)期間中に「爆買い」で日本経済に貢献した中国人観光客について、今度は花見のシーズンに合わせて再び大量に訪日したと伝え、3月に日本政府が中国人に発給した観光ビザは前年同月比2.5倍にあたる26万8000人分だったと紹介した。  さらに、花見のために大量の中国人が訪日した様子を、「爆買い」ならぬ「爆花見」という言葉を用いて形容する日本のメディアもあったと紹介した。また、上野観光連盟の責任者の発言として、桜で有名な上野公園では「今年の花見客の半分以上が中国人など外国人だった」と伝え、中国語がいたる所で聞こえてきたと紹介。  続けて記事は、中国人の間で「花見」を中心とした日本旅行が流行したことで、旅行会社のツアーはほとんど売り切れになったと紹介。一般的に桜のシーズンとされる期間中の予約数は例年の2倍以上に達し、日本国内の一部ホテルは宿泊費が3倍に跳ね上がるケースもあったと紹介した。  中国人の間で花見ツアーの人気が高まっている背景について、専門家の発言として「日本政府がビザ発給要件を緩和し、円安が進んだこと」を挙げたほか、日本で免税対象品目が拡大されたことも理由の1つだと指摘した。(編集担当:村山健二)
中国メディアの央広網は6日、春を迎えた日本では桜が見ごろとなっていると伝え、多くの中国人観光客が花見のために日本を訪れ、「花見経済」を生み出したと論じた。
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2015-04-07 19:30