【今夜の注目材料】ドル円軟調、米要人発言の内容やFOMCに注目

 東京市場のドル/円相場は軟調でした。朝からジリ安気味の推移となり、日銀が金融政策の据え置きを発表すると、ごく一部に追加緩和期待があった反動か、119.90円台まで下げてすぐ値を戻す、という荒い値動きとなりました。ただ、その後に日経平均が上げ幅を縮小する流れになると119.70円前後まで一時失速しています。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。  4/8(水)  16:15 (スイス) 3月消費者物価指数  18:00 (ユーロ圏) 2月小売売上高  21:00 (米) パウエルFRB理事、講演  22:30 (米) ダドリーNY連銀総裁、講演  26:00※(米) 10年債入札(210億ドル)  27:00※(米) FOMC議事録(3月17・18日分)  29:00~(米)アルコア決算  ※は特に注目の材料  米国の要人発言の内容やFOMC議事録の内容は要チェックです。経済・金利見通しおよびFF金利見通しが引き下げられたFOMCの議事録のため、FOMCメンバーが全体としてどれほどハト派寄りの姿勢になったかがポイントとなるでしょう。9月利上げも危ういとなればドル売りが強まると見られます。  ただ、過去のFOMC議事録をみるにそこまで極端な内容になっている公算は小さく、ドルに大きな方向感を与えるような展開は考えにくいです。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は軟調でした。朝からジリ安気味の推移となり、日銀が金融政策の据え置きを発表すると、ごく一部に追加緩和期待があった反動か、119.90円台まで下げてすぐ値を戻す、という荒い値動きとなりました。ただ、その後に日経平均が上げ幅を縮小する流れになると119.70円前後まで一時失速しています。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2015-04-08 18:00