【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:基調を見定める

 ドル/円は昨日120.40円台まで一時上昇するも、本日の東京市場中には上げ幅を大きく縮小する流れとなった。主要国株価は堅調に推移しており、円売りの追い風となっていたものの、本日午後に日経平均が19845.53円まで上昇した後に上げ幅を縮小すると、ドル/円も次第に軟化した。  本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録(27時)の発表が予定されており、内容が注目される。経済成長率や物価の見通しが引き下げられたFOMCの議事録と言うこともあり、ハト派勢の勢力が強まっている可能性がある。そうなれば、ドル/円にとっては一段の押し下げ要因となるだろう。  目下のところ、一目均衡表(日足ベース)の転換線(執筆時点:119.584円)付近の底堅さを保てるかが焦点と見る。この線を割り込んで引けてしまうと、明日以降は再び米雇用統計発表時の安値118.724円を再度目指す流れに転じることも十分にあり得るため、正念場と言えそうだ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は昨日120.40円台まで一時上昇するも、本日の東京市場中には上げ幅を大きく縮小する流れとなった。主要国株価は堅調に推移しており、円売りの追い風となっていたものの、本日午後に日経平均が19845.53円まで上昇した後に上げ幅を縮小すると、ドル/円も次第に軟化した。
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2015-04-08 18:00