北越工は一時ストップ高、業績・配当予想の上方修正を好感

 北越工業 <6364> は午前9時42分に80円ストップ高の469円で寄り付き、21日の年初来高値を上回った。30日引け後に発表した14年3月期業績予想と配当予想の上方修正が好感され、買い注文を集めた。  通期の売上高を281億円から298億円(前期比10.7%増)、営業利益を18億2000万円から22億5000万円(同53.9%増)に修正。純利益は10億9000万円から16億7000万円(同37.3%増)に引き上げ、減益予想が一転した。また、期末一括配当は前期実績および従来予想の10円から15円に見直している。  東南アジアや米国向けを中心に、コンプレッサおよび発電機の海外売上高が大幅に増加した。また、円安効果で利益率が改善し、為替差益も増加。中国の関連会社に対して持分法を適用したことも収益の押し上げ要因になった。  第3四半期の売上高は前年同期比10.8%増の218億1300万円、営業利益は同44.3%増の15億2800万円、純利益は同57.6%増の12億5400万円だった。(編集担当:宮川子平)
北越工業は午前9時42分に80円ストップ高の469円で寄り付き、21日の年初来高値を上回った。
japan,company
2014-01-31 10:00