中国人の投資が急増する済州で不動産価格が上昇、現地で反発の声も

  中国新聞社によれば、韓国済州(チェジュ)特別自治道で外国人が所有する土地の総面積は2013年12月末時点で前年同月比11.9%増の約1097万平方メートルに達した。うち中国人が所有する土地は同63.3%増の314万9791平方メートルとなった。   報道によれば、米国人が所有する土地の総面積は374万平方メートルを越え、中国人の土地所有面積より多かったが、増加率はわずか1.3%にとどまった。一方、日本人が所有する土地面積は同3.3%減の214万平方メートルだった。   韓国国土交通部が発表している地価に基づいて計算した場合、外国人が済州道に所有している土地の総額は4674億ウォン(約443億6127万円)、うち中国人が所有している土地の総額は2178億ウォン(約206億7155万円)だった。   分析によると、済州道で中国人による土地所有が増えている理由は、済州道で不動産開発プロジェクトにかかわる中国人が急増しているからだという。現在、5社の中国企業が済州道で不動産の開発プロジェクトを行っているほか、さらに4社が開発に向けた準備を進めている。   韓国メディアによると、済州島が投資移民制度を導入して以来、中国人による投資が急増しており、思わぬ弊害ももたらしている。人民日報によれば、中国人が済州道の不動産や土地を買い漁るようになってから、済州島の不動産価格が上昇し、現地の韓国人の「反感を招いている」という。(編集担当:村山健二)
中国新聞社によれば、韓国済州(チェジュ)特別自治道で外国人が所有する土地の総面積は2013年12月末時点で前年同月比11.9%増の約1097万平方メートルに達した。うち中国人が所有する土地は同63.3%増の314万9791平方メートルとなった。
china,korea,economic
2014-01-31 10:15