【今日のドル円】ドル高地合い復活へ、堅調に上値を伸ばす余地あり

 昨日のドル/円は、欧州市場で一時119円台に沈んだが、NY市場に入ると切り返して月初来高値となる120.736円まで上昇した。米週次新規失業保険申請件数の好結果によって米雇用情勢の改善基調を確認(3月雇用統計の悪化は一時的なものとの見方が広がった)した事がドルを押し上げた。  市場は6月利上げの可能性を再び意識せずにはいられなくなったと見られ、ドルの堅調地合いが続く事になろう。本日のドル/円はボリンジャーバンド+2シグマ(20MA)が位置する121.30円前後まで上値を伸ばす余地があると見る。  なお、米国の利上げ開始の手掛かりを探る上でFRB要人発言が注目されるが、本日講演予定のラッカー・リッチモンド連銀総裁(21:45)は6月利上げを主張する「タカ派」であり、一方のコチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(25:20)は来年後半まで利上げを待つべきとする「ハト派」である。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、欧州市場で一時119円台に沈んだが、NY市場に入ると切り返して月初来高値となる120.736円まで上昇した。米週次新規失業保険申請件数の好結果によって米雇用情勢の改善基調を確認(3月雇用統計の悪化は一時的なものとの見方が広がった)した事がドルを押し上げた。
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2015-04-10 09:15