韓国の「株価」だけがナゼ? 日中は上昇しているのに・・・=韓国華字メディア

 韓国メディアの亜洲経済の中国語版は10日、日本と中国の株価は直近3年間で大幅に上昇したと伝える一方、韓国の株価は「3年前とほとんど変わらない」と報じ、2008年の世界金融危機以降、韓国の株価上昇率は日中をはるかに下回っていると論じた。  記事は、2015年4月9日時点の韓国総合株価指数(KOSPI)が2058.87だったことを紹介、3年前の同指数が1997.08だったことから「3年でわずか3%しか上昇していない」と論じた。  続けて、同一期間中に日経平均株価は約108%の上昇、上海総合指数は約73%の上昇だったと指摘。さらに、08年の世界金融危機以降の株価上昇率においても韓国は日中に及ばないとし、08年10月時点の株価と比較した場合、日経平均株価は約160%の上昇、上海総合指数は約129%の上昇だったとしつつも、KOSPIは119%にとどまると論じた。  さらに、KOSPIは「ようやく最近になって上昇しつつある」とし、15年初に比べて7.48%の上昇だったとする一方、日経平均株価は同一期間で14.25%の上昇、上海総合指数は22.35%の上昇だったとし、やはり日中に劣っていたと紹介した。  続けて記事は、KOSPIが日中に比べて低迷している理由について「企業の業績といったファンダメンタルズが優れないことが一因」と論じたほか、円安によって日本製品の価格競争力が高まり、価格優位に依存していた韓国製品が打撃を受けていることも一因だと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
韓国メディアの亜洲経済の中国語版は10日、日本と中国の株価は直近3年間で大幅に上昇したと伝える一方、韓国の株価は「3年前とほとんど変わらない」と報じ、2008年の世界金融危機以降、韓国の株価上昇率は日中をはるかに下回っていると論じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-04-11 13:00