日経平均は59円高スタートも上げ幅縮小、決算発表の本格化前で様子見も

 13日の日経平均株価は前週末比59円75銭高の1万9967円38銭で寄り付いたが上値は限られ、下げに転じる場面もみられた。欧米株の上昇を好感した買いが優勢となったものの、まもなく本格化する企業決算の発表を前に様子見ムードも広がっており、利益確定売りが上値を抑えている。  個別では、公募増資などを発表したダイユーエイト <2662> や池田泉州ホールディングス <8714> などは売りが先行した。16年2月期で営業益2ケタ減を見込んだ近鉄百貨店 <8244> も下落している。15年2月中間期は営業益3割減となった三栄建築設計 <3228> も軟調。15年5月期第3四半期で営業益54.7%減のIGポート <3791> もさえない。  半面、15年3月期の連結業績予想を上方修正を上方修正した酒井重工業 <6358> が高い。15年12月期第1四半期の営業利益予想を上方修正した日本電気硝子 <5214> は買い気配スタート。子会社の上場に伴う特別利益の計上で15年7月期の純利益予想を上方修正した日本駐車場開発 <2353> も上昇した。(編集担当:宮川子平)
13日の日経平均株価は前週末比59円75銭高の1万9967円38銭で寄り付いたが上値は限られ、下げに転じる場面もみられた。
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2015-04-13 09:15