アルパインは後場急伸し一時12%高、業績予想の修正が刺激材料

 アルパイン <6816> は後場急伸。午後0時39分には167円高(12.23%高)の1533円を付けた。31日前引け後、14年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を2700億円から2830億円(前期比27.3%増)、営業利益を70億円から95億円(同4.1倍)、純利益を50億円から80億円(同4.6倍)に引き上げた。北米や欧州の自動車メーカー向け純正品の販売が好調に推移する見通し。為替レートが予測よりも円安に推移していることも追い風。  第3四半期の売上高は前年同期比33.3%増の2104億6700万円、営業利益は同4.6倍の77億9800万円、純利益は同5.9倍の67億9000万円だった。  親会社のアルプス電気 <6770> は正午に業績予想の上方修正を発表。株価は後場寄り直後に上げ幅を拡大し、29日の年初来高値を上回った。ただ、後場は日経平均株価が下げ幅を一時150円超に拡大するなど相場が一変。アルパインは高値圏を維持しているが、アルプスは買い一巡後に値を消す場面があった。(編集担当:宮川子平)
アルパインは後場急伸。午後0時39分には167円高(12.23%高)の1533円を付けた。
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2014-01-31 13:00