【今日のドル円】円安牽制より重要なのは米景気、小売売上高に注目
昨日のドル/円は、ドルが堅調に推移する中で120.80円台まで上昇したが、浜田内閣官房参与の「105円が妥当」発言に反応して一時119.70円台に沈むなど乱高下した。浜田発言の真意は不明だが、個人的には「円安」牽制発言に「ドル高」を止める力はないと考えている。足元でドル/円の上昇をリードしてきたのは明らかに「ドル高」だ。
本日発表される米3月小売売上高(21:30)が予想通り(あるいはそれ以上)の急回復となれば、再び121円台を窺う展開になるだろう。
ただし、小売売上高が予想外に弱いとなれば米国の早期利上げ期待が後退しかねない。この場合は浜田発言の効果と相まってドル/円を想像以上に押し下げる事もあり得るだろう。したがって、足元のドル/円相場にとって「円安」牽制発言などは副次的な材料に過ぎず、重要なのはあくまでも米国の景気動向であると考えている。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、ドルが堅調に推移する中で120.80円台まで上昇したが、浜田内閣官房参与の「105円が妥当」発言に反応して一時119.70円台に沈むなど乱高下した。浜田発言の真意は不明だが、個人的には「円安」牽制発言に「ドル高」を止める力はないと考えている。足元でドル/円の上昇をリードしてきたのは明らかに「ドル高」だ。
economic,gaitamedotcom,gaitame_todaydollars,fxExchange
2015-04-14 09:30