日経平均は3円高と3日ぶり小幅反発、引けにかけてプラス転換

 14日の日経平均株価は前日比3円22銭高の1万9908円68銭と3営業日ぶりに小反発して取引を終えた。米国株安を嫌気した売りが先行したものの、一巡後は下げ幅を縮小。プラス圏へ浮上した。ドル・円が弱含んだことが重しになって押し返され、マイナス圏での推移が続いたが、引けにかけて先物にまとまった買いも観測されて引き締まった。  個別では、リコー <7752> と3Dプリント関連サービスで協業するアルテック <9972> がストップ高。15年5月期の期末配当予想を上方修正した前沢工業 <6489> も急伸した。16年2月期で増収増益を計画したガリバーインターナショナル <7599> も高い。15年3月期業績予想を上方修正した大林道路 <1896> は後場一段高。15年2月期は会社計画を上回った松屋 <8237> も堅調。  半面、国内証券による投資判断の引き下げが観測された大正製薬ホールディングス <4581> は売りが先行した。15年3月期業績予想を上方修正した大林組 <1802> は高値更新後に利益確定売りが優勢となり、下げに転じた。(編集担当:宮川子平)
14日の日経平均株価は前日比3円22銭高の1万9908円68銭と3営業日ぶりに小反発して取引を終えた。
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2015-04-14 15:15