韓国の「破綻リスク」が低下・・・経済回復の兆しか=韓国華字メディア

 韓国メディアの亜洲経済の中国語版は14日、国家の破たんリスクを示すクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムについて、韓国のCDSプレミアムが低下しており、7年ぶりの低さになったと報じた。  記事は、韓国の“信用基準値”が上昇すると同時に、サムスン電子や現代自動車といった大手企業の破たんリスクも大幅に低下したと報じた。  続けて、金融情報サービス会社のマークイットが14日に発表した最新データを引用し、韓国の5年物国債のCDSプレミアムの米ニューヨーク市場における13日終値基準値は48.41bp(ベーシスポイント:0.01%ポイント)となり、2008年の世界金融危機以来、最低の水準になったと報じた。  さらに、CDSプレミアムは値が高ければ高いほど国や企業の破たんリスクが高いことを示す数値であることを紹介し、韓国のCDSプレミアムは15年1月20日に67.63bpに達して以降、低下傾向になっていったと紹介。また、韓国のCDSプレミアムの最低値は2007年5月に記録した14bpだったことを紹介し、ここ最近、韓国のCDSプレミアムが低下している背景について「国際原油価格が徐々に安定してきたこと」を挙げた。  続けて記事は、韓国のCDSプレミアムが低下すると同時に、韓国の大企業の破綻リスクも同時に低下していると伝え、サムスン電子のCDSプレミアムが今年に入ってすでに5bp低下し、46.7bpになったと紹介。また、現代自動車やLG電子といった企業のほか、各大手銀行のCDSプレミアムも低下していると報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Woojin Kim/123RF.COM)
韓国メディアの亜洲経済の中国語版は14日、国家の破たんリスクを示すクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムについて、韓国のCDSプレミアムが低下しており、7年ぶりの低さになったと報じた。(イメージ写真提供:(C)Woojin Kim/123RF.COM)
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2015-04-14 15:45