日揮が前期の業績・配当予想を下方修正、工事遅延や原油価格下落で

 日揮 <1963> は14日引け後、業績・配当予想の下方修正を発表した。15年3月期は売上高を従来予想の8100億円から7950億円(前期比17.6%増)、純利益を同420億円から210億円(同55.5%減)に引き下げ。期末一括配当についても、同41.5円から21円(前期実績46.5円)と大幅に下方修正する。  カタールの大型ガス処理プラント建設工事遅延で採算悪化が見込まれることにくわえ、原油価格の下落で米国に持つシェールオイル権益に関して、固定資産の減損損失などの特別損失を計上する見込み。  14日終値は3.5円高(0.14%高)の2429円。(編集担当:松浦直角)
日揮は14日引け後、業績・配当予想の下方修正を発表した。
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2015-04-14 21:15