10年以上前の上場来高値がみえてきた銘柄は=金山敏之

 先週末に日経平均が約15年ぶりに一時20,000円の大台を回復しました。年明け以降調整となった日経平均は1月中旬に切り返し、2月19日に2007年7月の高値18,261円を上回り底入れ確認となると、その後も堅調な推移が続きました。日経平均は3月13日に19,000円台を回復すると23日には20,000円の大台まであと200円余りまで迫りました。4月1日には一時19,000円を割れる場面もありましたが、大きく調整することなく切り返すと一時20,000円の大台を回復しました。  こうしたなか個別銘柄では上場来高値を更新する銘柄もみられます。そこで今回は10年以上前の上場来高値までもう少しとなっている銘柄をピックアップしてみました。そのなかでもハウス食品グループ本社 <2810> は食品株を物色する最近の流れに乗って水準を切り上げ1989年9月に付けた上場来高値まで後4%弱に迫っています。また、山崎製パン <2212> も1989年9月の上場来高値まで10%弱となっています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は10年以上前の上場来高値までもう少しとなっている銘柄をピックアップしてみました。そのなかでもハウス食品グループ本社は食品株を物色する最近の流れに乗って水準を切り上げ1989年9月に付けた上場来高値まで後4%弱に迫っています。
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2015-04-14 17:30