日経平均は70円安で寄り付く、ドル・円の下落が重し

 15日の日経平均株価は前日比70円15銭安の1万9838円53銭で寄り付いた。米国市場でNYダウは上昇したものの、ドル・円の下落が重しになり、日経平均は反落して始まった。前日の米国では3月小売売上高が市場予想を下回ったことから長期金利が低下し、ドル売りが強まった。  個別では、15年3月期業績予想を下方修正した日揮 <1963> が下落した。15年3月期の単体純利益予想を下方修正したミマキエンジニアリング <6638> も軟調。中期経営計画で営業利益予想を引き下げたアデランス <8170> も売りが出ている。15年8月期業績予想を下方修正したウエストホールディングス <1407> も安い。  半面、国立感染症研究所とエイズウイルスを予防するワクチンの共同研究契約を結ぶと報じられたアイロムホールディングス <2372> や、16年2月期で増収増益を計画したドトール・日レスホールディングス <3087> などが買われている。自社株買いなどを発表したアルバイトタイムス <2341> も堅調。(編集担当:宮川子平)
15日の日経平均株価は前日比70円15銭安の1万9838円53銭で寄り付いた。
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2015-04-15 09:00