「水のクリタのうまい水」、ミネラルウォーターのブラインド調査で“うまい”を実証

 “おいしい水”は、カルシウムを主体としたミネラル成分の比率によって決まる――。「水のクリタのうまい水」を販売しているクリタック(東京都中野区)は、マーケティング総合カンパニーのネオマーケティングの協力を得て、「水のクリタのうまい水」と市販のミネラルウォーターを飲み比べて評価してもらうブラインド調査を実施し、消費者の味覚で「本当に『うまい水』なのか」を調べた。その結果、「水のクリタのうまい水」は、調査に参加した飲食業関係者の約半数の49.3%が「総合した美味しさ1位」に選択し、総合ポイントでも1位を獲得した。画像はミネラルウォーターのブラインド調査より。  ブラインド調査は、2015年2月に開催された食関係の展示会の会場で実施。「水のクリタのうまい水」と市販のミネラルウォーターを2種、合計3種の水を用意し、各飲料水にはラベル等を一切ないブラインド方式の状態で実際に飲んでもらって設問内容に回答してもらった。有効回答数は117サンプル。男性:53%、女性:44.4%、無回答:2.6%。年代別には、20代:24.8%、30代:20.5%、40代:20.5%、50代:17.1%、60代以上:12.8%だった。  設問内容は、「スッキリとした飲みやすさ」、「ミネラル感のある味わい」、「舌触りの軽快さ」、「総合した美味しさ」の4項目。各設問で、1位に3ポイント、2位に2ポイント、3位に1ポイントを付与し、調査結果を算出した。  「スッキリとした飲みやすさ」では、「水のクリタのうまい水」が1位。獲得ポイントは246ポイントで、2位の218ポイント、3位の171ポイントと比較して明確な差があった。  「ミネラル感のある味わい」についても、1位は「水のクリタのうまい水」で210ポイント。2位が200ポイント、3位が193ポイント。大きな違いは出なかったが、「(カルシウムなどミネラルの含有比率が高い)硬水はのどごしが重く飲みにくい」という意見がある中で、十分に美味しさが感じられていることがわかった。  「舌触りの軽快さ」については「水のクリタのうまい水」は204ポイントで、1位の205ポイントと僅差の2位だった。3位は187ポイントだった。  さらに、「3つの項目を総合した美味しさ」について1位から3位までの順位付けを行ってもらったところ、1位は「水のクリタのおいしい水」で233ポイント。2位は218ポイント、3位は173ポイントとなった。  最後に、「総合しておいしい水の1位」を選んでもらったところ、「水のクリタのおいしい水」を49.6%の人が選び、他のブランドは30.8%、14.5%の選択だった。  一般的に、“水”そのものには大きな味の差がないと考える人が多いようだが、実際に飲み比べることによって、「美味しいと感じる水」が選び取られることがわかった。  水は食文化と密接に関連しており、肉が主食の西欧料理ではミネラルが不足しがちなため「硬水」でミネラルを補っているという傾向があった。日本でも食の欧米化が進み、食事だけではミネラルが不足しがちになっている。ただし、「硬水はミネラル豊富で健康に良いけれど、のどごしが重く飲みにくい」という調査結果も確認できている。 水の専門家であるクリタは、本当においしい水は「水の成分」で決まると考え、そのポイントは、「カルシウム」を主体としたミネラル成分の比率という結論にたどりついた。そこで、「日本人の趣向に合った硬水」を実現するため、自然がミネラルバランスをコントロールする仕組みを再現した製造システムを開発し、“おいしい硬水”を商品化したのが「水のクリタのうまい水」。ミネラルを豊富に含んだ南アルプスの伏流水を原水としている。クリタックが宅配飲料水として販売し、すでに15年以上の歴史がある。(編集担当:風間浩)
“おいしい水”は、カルシウムを主体としたミネラル成分の比率によって決まる――「水のクリタのうまい水」が「総合した美味しさ1位」、総合ポイントでも1位を獲得した。
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2015-04-15 11:15