中韓からの旅行者は・・・「日本経済回復」に不可欠=中国メディア

中国メディアの新民晩報は14日、日本と中国、韓国の3カ国間では「歴史問題や領土をめぐる対立が存在するものの、経済面での往来は頻繁であり、“政冷経熱”の様相を呈している」と論じる記事を掲載した。
記事は、11-12日にかけて、3年間にわたって中断していた日中韓観光大臣会合が東京で開催されたことを紹介、2020年までに日中韓3カ国を相互に訪問する旅行者を3000万人に拡大する目標で一致したことを紹介した。
続けて、日中韓3カ国を相互に訪問した旅行者は2014年に2047万人だったことを紹介、うち中韓を相互に訪問した旅行者は1031万人、日中は512万人、日韓は503万人だったとした。
さらに記事は、春節(旧正月)期間中に日本を訪れた中国人観光客が電気炊飯器や洗浄便座を買い漁り、桜のシーズンだけでも35万人を超える中国人が日本を訪れたと紹介。中国の旅行予約サイト「携程網」の試算を引用し、桜のシーズンに中国人が日本で消費した金額は総額70億元(約1345億円)に達する見込みだと紹介した。
続けて、中国と韓国の旅行者が牽引する日本の観光業が日本経済および企業の業績に与える影響は眼を見張るものがあると伝え、「経済回復に向け、日本は中韓を中心とする外国人旅行者の増加が必須だ」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの新民晩報は14日、日本と中国、韓国の3カ国間では「歴史問題や領土をめぐる対立が存在するものの、経済面での往来は頻繁であり、“政冷経熱”の様相を呈している」と論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-04-15 17:30