韓国経済は「低成長の泥沼」・・・いつになったら抜け出せる?=韓国華字メディア

 韓国メディアの亜洲経済の中国語版は15日、国際通貨基金(IMF)がこのほど韓国の経済成長率見通しを下方修正したことについて、「主要国のなかでは経済低迷および政治的な動揺の見られるブラジルに次ぐ修正幅だった」と報じた。  記事は、IMFが2014年10月に韓国の15年の経済成長率見通しを4.0%と予想していたことを紹介する一方、15年2月には見通しを3.7%に下方修正し、さらに14日に発表した報告書で3.3%に再度修正したことを指摘。わずか6カ月間で韓国の経済成長率見通しが0.7%も引き下げられたと指摘した。  続けて、IMFの見通しが現実となれば、韓国経済は13年から4年連続で成長率3.5%以下となると指摘、「韓国がずっと“中所得国の罠”から抜け出せないことを意味する」と紹介した。  また、IMFが15年の世界の経済成長率見通しを3.5%と予測したことを指摘し、「韓国の経済成長率は世界平均にも届かず、いつになれば低成長の泥沼から脱することができるか分からない」と嘆いた。  さらにIMFの分析を引用し、韓国では家計および企業という経済主体が「不振に陥っている」と指摘し、韓国政府は継続して内需拡大に努める必要があると強調。さらに、国際原油価格の下落が落ち着きを見せるといった条件のもとであれば韓国経済の成長率も伸びる可能性があると指摘する一方、「条件が満たされない場合は今後も経済成長率が下方修正される可能性もある」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Urs FLUEELER /123RF.COM)
韓国メディアの亜洲経済の中国語版は15日、国際通貨基金(IMF)がこのほど韓国の経済成長率見通しを下方修正したことについて、「主要国のなかでは経済低迷および政治的な動揺の見られるブラジルに次ぐ修正幅だった」と報じた。(イメージ写真提供:(C)Urs FLUEELER /123RF.COM)
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2015-04-16 09:30