韓国は米国の「同盟国」なのに・・・AIIB参加は「経済面の実用性」重視=韓国

 中国メディアの海外網は11日、韓国の中央日報の報道を引用し、亜洲未来研究院の朴振理事長が「“経済面における実用性”を重視したうえでの選択だ」と主張したことを紹介した。  記事は、米国シカゴでこのほど北米アジア学会の年度総会が開催され、中国のぼっ興に伴う米中関係の変化およびヘッジ戦略について専門家が討論したことを紹介し、「もともと“リスクを相殺”するという金融用語だったヘッジという言葉は最近、政治経済や安全保障などにおいても使用されるようになっている」と伝えた。  続けて、北米アジア学会の年度総会では対中国のヘッジ戦略が討論されたと紹介し、中国のぼっ興に乗じるヘッジ戦略と、中国のぼっ興の影響を打ち消すという両極端の戦略と、その中間に該当するヘッジ戦略が討論されたと紹介した。  さらに記事は、韓国が同盟国である米国と戦略的パートナー関係にある中国との間で「微妙な立場」にあることを指摘したうえで、韓国が中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加することを決めたのは「“経済面における実用性”を重視したうえでの選択だ」と論じた。  続けて、中国が「新シルクロード」戦略を推進しようとしていることを指摘、「韓国企業が同戦略のもとで行われる各種プロジェクトに参加できる可能性を考慮すれば、AIIBに参加することが韓国の経済的な利益に直結する」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの海外網は11日、韓国の中央日報の報道を引用し、亜洲未来研究院の朴振理事長が「経済面における実用性を重視したうえでの選択だ」と主張したことを紹介した。 (イメージ写真提供:123RF)
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2015-04-16 14:30