【話題株】トヨタ崩れる、日足チャート壊れ、次は週足での6月安値5360円が目安
トヨタ自動車 <7203> が、31日の相場で崩れ足となった。一時、前日比112円安の4886円まで下げ、終値では76円安の5922円と6000円のフシを割り込んだ。
これによって、『日足チャート』では、昨年7月から続いていた6000~6500円のモミ合いを切ってきたことになる。次は、『週足チャート』で、昨年6月の安値5360円が意識される展開に変わってきたといえるだろう。
これまで、世界一の自動車メーカーとして、また、PERも10倍ていどと低いことから個人投資家の期待人気は非常に強く信用買残が過去最高水準に膨張し、これが上値を重くすると同時に機関投資家等プロの買いを手控えさせるところとなっていた。
短期的には、30日線とのマイナス乖離率が5%ていどまで拡大したため、反発が見込めるだろう。ただ、中期的観点では、「信用買残が今度の下げでどれだけ減少したかがポイントとなるだろう。大きく減少しているようなら、上値有望となるだろう」(中堅証券)。
なお、30日線は6200円前後に位置している。来週、ここまで戻ることができるかどうかが見所となるだろう。戻りが鈍いとなれば本格的な見切り売りとなることも予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
トヨタ自動車<7203>(東1・売買単位100株)が、31日の相場で崩れ足となった。一時、前日比112円安の4886円まで下げ、終値では76円安の5922円と6000円のフシを割り込んだ。
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2014-01-31 17:30