曙ブレーキ、15年3月期の業績予想を修正し60億円の最終赤字へ
曙ブレーキ工業 <7238> は16日引け後、業績予想の下方修正を発表した。
15年3月期は売上高を従来予想の2514億円から2540億円(前期比7.3%増)に引き上げた一方、最終損益は同6億円の黒字から60億円の赤字(前期は24億2300万円の黒字)へ大幅に下方修正した。生産効率の向上や、エネルギーコストを抑えた最新鋭設備への入替による合理化を進めたことに伴い、余剰設備や研究開発用設備の減損処理を行うこととなった。
16年3月期については、売上高は日本で伸び悩みを予想するものの、北米・中国・アセアンでは新規製品の生産立上げと円安効果により拡大する見通し。利益面では、米国で営業黒字化を達成し、中国・アセアンでも増益を見込んでいる。
16日終値は3円高(0.69%高)の436円。(編集担当:松浦直角)
曙ブレーキ工業は16日引け後、業績予想の下方修正を発表した。
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2015-04-16 21:00