［ベトナム株］スミダ、クアンガイ省に電子部品の第２工場新設へ

　　電子部品とモジュールの製造・販売を手掛けるスミダコーポレーション株式会社（東京都中央区）は、南中部沿岸地方クアンガイ省に電子部品の第２工場を新設する。運営は同社１００％出資のベトナム現地法人スミダ・エレクトロニック・クアンガイ（ＳＵＭＩＤＡ　ＥＬＥＣＴＲＯＮＩＣ　ＱＵＡＮＧ　ＮＧＡＩ　ＣＯ．，　ＬＴＤ．）が行う。 　　同社は２０１０年、紅河デルタ地方ハイフォン市にスミダ・エレクトロニック・ベトナム（ＳＵＭＩＤＡ　ＥＬＥＣＴＲＯＮＩＣ　ＶＩＥＴＮＡＭ　ＣＯ．，　ＬＴＤ．）を設立。電源トランスやチョークコイルなどを製造・販売している。 　　第２工場は、同省ソンティン郡のティンフォン工業団地内に建設し、２０１６年１月に稼動を開始する計画だ。同工場では、ハイフォン工場と同じく電源トランスやチョークコイルなどを製造・販売する。延べ床面積は１万ｍ２で、従業員は３０００人の予定。資本金は２００万ＵＳＤ（約２億４０００万円）。 　　第２工場の新設は、同社が発表した中期経営計画ステージＩＩにおける新製造戦略の一環。これにより、製造拠点の多角化と生産コストの低減を目指す。（情報提供：ＶＥＲＡＣ）