ホンダの「遺伝子」、刻み込まれた「挑戦の精神」=中国メディア

中国メディアの新浪車致は13日、中国で開催された自動車レースの最高峰のF1GP第3戦に参戦したホンダの「F1との半世紀にわたる縁」を紹介し、ホンダの挑戦は永遠に終わらないと論じる記事を掲載した。
記事はホンダとF1の関わりを語るうえで、1988年の選手権は今でも世界中のモータースポーツファンの間で語りぐさになっていると伝え、「アイルトン・セナとアラン・プロストというスターを擁したマクラーレン・ホンダは16戦15勝という驚異的な成績を残した」と紹介。
さらに、マクラーレン・ホンダの88年の成績は今なお破れていない記録であるとする一方、同年の完璧に近い成績は「単にホンダがF1に身を投じたうえで得た成功の縮図の1つに過ぎない」と指摘。
また記事は、ホンダという企業について「飽くなき挑戦の精神を持つ企業」だとしたうえで、ホンダはF1だけでなく、さまざまなモータースポーツで無数の輝かしい歴史を作ってきたと紹介し、ホンダの挑戦の歴史を紹介した。
まず記事が紹介したのは、マン島で開催された「マン島TTレース」への挑戦だ。ホンダがまだ設立まもない企業だった1954年に本田宗一郎社長がオートバイレースである「マン島TTレース」への出場を宣言し、マシンの開発に着手、1959年には初挑戦し、さらに1961年には見事初優勝を飾ったことを紹介、「ホンダはその後、世界最大の二輪車メーカーへと成長した」と報じた。
さらに記事は、ホンダの四輪車への進出やF1への挑戦の歴史を紹介したうえで、「創業以来、ずっとさまざまなモータースポーツに挑戦を続けているホンダのDNAには挑戦の精神が刻み込まれている」と称賛、今後もホンダはモータースポーツを象徴する企業として「勝利に向けて挑戦を続けていくだろう」と結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Thomas Dutour/123RF.COM)
中国メディアの新浪車致は13日、F1シリーズ第3戦の中国グランプリに参戦したホンダの「F1との半世紀にわたる縁」を紹介し、ホンダの挑戦は永遠に終わらないと論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)Thomas Dutour/123RF.COM)
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2015-04-16 18:15